マイクロカプセルはPM2.5程の目に見えない小さなカプセルで、プラスチックの容器の中に香料や抗菌、消臭成分などを閉じ込めている。

 

多くの柔軟剤や合成洗剤などには「キャップ１杯に１億個」も配合されていると言われている。

 

洗濯することで衣類などに付着させ、動くことによってカプセルが次々と弾けて、洗濯後も香りが長く続く仕組みになっている。

 

特に十数年前から使用量が急増している。

 

マイクロカプセルの壁材には「ホルムアルデヒド」「イソシアネート」という有害化学物質が含まれ、中身の合成香料はほぼ石油由来で、ホルモンに影響を及ぼす添加剤が含まれているといわれている。

 

また、抗菌、消臭成分は、人の細胞にもダメージを与える毒性が強い化学物質である。

 

小さいカプセルは肺の奥の肺胞にまで運ばれ、血流に乗って脳や臓器まで至り蓄積すると言われ、空気中にもこの微細なマイクロカプセルが漂い、柔軟剤などを使用していない人も吸い込んでしまう（肺がん、認知症、様々な臓器のがんや疾患を引き起こす可能性があり、母乳からもマイクロプラスチックが検出されています）。

 

この「香り長続き製法（徐放技術）」によって健康被害を訴える人「化学物質過敏症」が増加の一途をたどっており「新たな公害」といわれている。

 

マイクロカプセルは、使用表示や成分表示がないまま、様々な洗濯関連製品に使用されているため、多くの人が気が付かないまま香害による健康被害を受けている。

 

また、マイクロカプセルはプラスチック素材であり、海洋や大気を汚染する「マイクロプラスチック問題」の一つとなっている。

 

既に貝類からは、人工香料やマイクロプラスチックが検出されている。

 

空気中に漂っているマイクロカプセルは、電車のシート、スーパーマーケットの食品や包装、紙類（お札や本）、衣服や頭髪にも付着（移香）し様々な問題が起きている。

 

柔軟剤、合成洗剤に使用されているマイクロカプセルのため、学校や保育園などの教室、会社、電車、スーパー（お店）などの中までも化学物質で汚染され、学校や会社、買い物に行けない問題が生じている。

 

※参考：三鷹市議会　意見書（案）第25号 

マイクロカプセル香料等の「長続き製法」の使用中止を求める意見書

令和６年６月２８日 

 

※画像提供：フリー画像 pexels

 

炭鉱で働く人達は毒ガスの早期発見の警告の為にカナリアを用いました。

カナリアは有毒ガスを人間よりも先に探知して、この場所に居ては命が脅かされると教えてくれます。

 

※1995年のオウム真理教の一斉捜査の時に先頭の機動隊員が鳥かごを持っていましたが、その中にはカナリアが入っていました。

※サリンの記憶をつなぐカナリア：読売新聞オンライン

 

化学物質過敏症の人は病気や精神異常者では有りません。毒を探知できる感覚が鋭く、神経が優れ、空気汚染・海洋汚染が分かる人なのです。

 

カナリアは空気の番人！　見えない空気の汚染や変化を感じて知らせてくれます。

 

今、自分には影響が無いからと思い環境に悪い日用品＝体に悪い商品を使用されている方、誰ひとり無関係では有りません。毎日、呼吸・皮膚(経皮毒)・食事から大量の化学物質を体内に取り入れています。

 

柔軟剤・合成洗剤・合成シャンプー・化粧品・香水・ハンドクリームなどを使用されている方は、カナリアさんの生活環境をお手本とする事により健やかな日常生活を送れる様に成りますよ☯

 

 

そして私達が生きている地球環境の為にも！一日も早く改善しましょう！

 

 

 

次世代を守る会ポスター：【各種チラシ活動】新しい公害『香害』